紅白司会発表 相葉&架純 東京五輪に向けフレッシュな顔ぶれ

[ 2016年11月13日 05:30 ]

NHK紅白歌合戦の紅組司会に決まった有村架純

 NHK紅白歌合戦の司会者が12日、発表され、スポニチ本紙最終版昨報通り、白組司会に嵐の相葉雅紀(33)、紅組司会に女優の有村架純(23)が決まった。相葉は2014年まで5年連続で嵐として司会を務めたが、単独では初めて。有村も初の紅白司会になる。同局が20年の東京五輪・パラリンピックへの第一歩と位置づける今年の紅白。その“顔”にふさわしいフレッシュな組み合わせになった。

 相葉はこの日、嵐の札幌ドーム公演があり、有村は主演する連続テレビ小説「ひよっこ」(来年4月スタート)のロケに参加。恒例の発表会見は行われなかった。同局は会見について「調整中」とし、マスコミ各社には2人のコメントが寄せられた。

 思わぬ大役に悩んだという相葉は「でもこの先、僕の人生でこんなありがたいお話は一生いただけないと思います。毎年年末に“あの時にお受けすればよかった…”と後悔するよりチャレンジさせていただきたいと決断しました」と説明。「出場歌手の皆さまに気持ちよく歌っていただけるよう精いっぱい努めますので、どうか皆さまよろしくお願いいたします」とつづった。

 一方、有村も「このお話を聞いたとき、私の人生には二度とない出来事だと思いました」「私としてはとってもとっても大きな大きな役目でまだまだ力不足ですし、本当に恐れ多い気持ちでいっぱいです」と心境を吐露。「ですが、司会を務めさせていただけることに感謝の気持ちを持って精いっぱいやらせていただきたく思います」としている。

 東京五輪に向けて、今年から19年まで「夢を歌おう」を一貫したテーマに掲げる紅白。今回がその第一歩になることを意識したフレッシュな起用になった。

 さらに相葉は同局で今年4月からスポーツ情報番組「グッと!スポーツ」の司会を務め、スポーツ知識を培ってきた。嵐としても、10月10日に放送された東京五輪・パラリンピック特集企画「テレソン」のフィナーレを飾る番組「嵐スタジアム」に出演し、アスリートとの親交を深めた。

 リオ五輪のメダリストらが多数出演するとみられる今年の紅白は、その成果の見せどころ。その先にある東京五輪に向けての活躍にもつながっていきそうだ。

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2016年11月13日のニュース