オノ・ヨーコ トランプ氏勝利に「アアアァーーーッ」

[ 2016年11月13日 06:30 ]

オノ・ヨーコ

 故ジョン・レノン(享年40)の妻で米ニューヨーク在住のアーティスト、オノ・ヨーコ(83)が12日、米大統領選でトランプ氏が勝利したことに対し、公式ツイッターで“うめき声によるメッセージ”を発表した。

 「親愛なる友へ。トランプ氏に対する私の見解として、皆さんとこのメッセージを共有したい」との言葉を添えて19秒間の短い音声を投稿。自らが叫んでいるような画像を背景にして、本人とみられる女性が「アアーッ」「オッオッオッー」アアアァーーーッ」と叫んでいる。この叫び声に対し、海外メディアは「苦痛と苦悩を歌っている」「彼女の不満や怒りが19秒間に明確に込められている」「ヨーコの反応はパーフェクトだ」などと報じた。

 20歳で米国に渡ったヨーコは60年代から70年代にかけてジョンとともにベトナム反戦運動のシンボルとなった。01年の米中枢同時テロでは英語で「人々が平和に暮らすことを想像しよう」と1フレーズだけの新聞全面広告を掲載。2011年の東日本大震災では福島市の小学校を訪れ、世界中が応援している意味を込めて「世界祈念」と筆で書き上げた。国が危機的な局面を迎えた時にメッセージを残してきたことから、今回も同様の意図があったとみられる。

 セレブの間では「トランプ大統領」誕生の衝撃が広がっている。トランプ氏を「まぬけ」呼ばわりしていた俳優ロバート・デニーロ(73)は出演番組で「彼がこれから何をするか注視しなければ」と発言。女性初の大統領誕生に期待していたオスカー女優ジェニファー・ローレンス(26)は女性向けサイトで「大統領は私たちの思った人ではなかったことを悲観してはいけない」とあえて前向きなコメントを残した。歌手で女優のマイリー・サイラス(23)はツイッターに動画を投稿し「トランプさん、あなたを受け入れます。これを言うのはとてもつらい」と悔し涙をこぼした。

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2016年11月13日のニュース