「エンタの神様」格闘系お笑い芸人 月収180万円から2万円の転落人生

[ 2016年11月13日 11:09 ]

お笑いタレントのキック。ムエタイ姿で「KICK☆」の名前で活躍していた

 かつて「KICK☆」の名前で活躍した、お笑いタレントのキック(37)が12日放送のテレビ東京系「家、ついて行ってイイですか?」(土曜後6・30)に登場。現在の月収や活動状況などを明かした。

 終電を逃した人に声をかけ、タクシー代を支払う代わりにその人の家についていく番組。スタッフが合コン帰りの男性に声をかけたところ、その人物がキックだった。

 大学卒業後にフジテレビに入局。バラエティ番組のADを担当していたが、お笑いの道に進む夢を捨てきれず、退社して芸人に転身。「KICK☆」として、07年ごろには日本テレビ系「エンタの神様」など数々のお笑い番組に出演するなど活躍した。それでも、次第に人気が衰退。13年に「キック」と改名し、UFOや超能力をネタにした「サイキック芸人」として活動している。

 絶頂期の月収は180万円だったが、現在は2万円。そのため、お笑いの仕事のほかヨガのイントラクターや実演販売の仕事など掛け持ちしているという。

 都内の家賃18万円のマンションにパイロットの弟と同居しているが、家賃は一切払っていないことも明かした。「(月々)1万、2万円を払うよりも芸人として大きく当てて、その時返してくれればいいと。頭が上がらない」と弟に感謝したキック。最後は、弟のためにも「誰かと似ていない、道なき道を行く超能力者に。スゴイ力を持った唯一無二の存在感を出したい」と再ブレークを誓っていた。

 

 

続きを表示

2016年11月13日のニュース