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三田寛子 アイドルから梨園の妻へ 変わらぬ笑顔に隠された“強さ”

83年当時の三田寛子

 「花の82年組」というフレーズを久しぶりに思い出した。40代の方ならご存じであろう、昭和のアイドル黄金期。小泉今日子、中森明菜、堀ちえみ、早見優、松本伊代、シブがき隊…。ある女性アイドルの「親衛隊」なる応援組織に入ろうかと真剣に考えた少年時代を過ごした。

 テレビの中の憧れの存在だった一人、三田寛子を先日、取材した。50歳とは思えぬ若々しさが世間の評判になっていることを伝えると「どうしよう、5分のお化粧なのに~」。アイドル時代と変わらぬ笑顔だった。一方、夫・中村芝翫と3人の息子たちの襲名披露興行中の東京・歌舞伎座で、裏方として、てきぱきと指示を出し動き回る。そんな梨園の妻ぶりにも目を奪われた。

 インタビューではアイドル時代のことも語ってくれた。1981年にTBS系「2年B組仙八先生」の生徒役でドラマデビューし、翌82年に「駈けてきた処女(おとめ)」で歌手デビューした。当時は寮生活で、高校と両立というハードスケジュール。「深夜に帰ってきても宿題とか、台本にも目を通したりしなきゃいけない。だいたい(午前)5時くらいに寝て起きるのは7時半。で、8時には“行ってきます”ですから」。仕事の時間に合わせてマネジャーが学校に迎えに来る。移動の車の中では「ほとんど寝てました」。それでも「お仕事をいただけるのがうれしくて、うれしくて、苦労とも思わず走り回っていました」と振り返った。

 おっとりした話し口調と、少し天然ボケの明るいキャラクターで人気だった。表には見せない努力家ぶりは、歌舞伎界に嫁いでからの25年間も、変わることはなかったに違いない。今や伝統ある成駒屋の立派な女将。変わらない笑顔に隠されたその“強さ”に、かつてとは違った憧れを感じた。

[ 2016年11月13日 11:15 ]

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