景山さんがハープ部門3位 ドイツの音楽コンクール

[ 2016年9月8日 06:22 ]

 ドイツ南部ミュンヘンで開かれているドイツ公共放送ARD主催の第65回ミュンヘン国際音楽コンクールのハープ部門で7日、東京交響楽団の景山梨乃さん(26)=埼玉県所沢市出身=が3位に入った。

 今年はハープのほか、コントラバスとホルン、弦楽四重奏の計4部門に予備選考を経て36カ国から約200人が参加した。7日のハープ部門本選には3人が進出し、バイエルン放送交響楽団と共演した。

 景山さんは鮮やかな赤いドレスで登場。流れるような音色で、交響楽団と息の合った演奏を披露した。3位入賞が決定後「すごく良い雰囲気の中で演奏することができて幸せだった」と笑顔で話した。

 景山さんは8歳でハープを始め、国内外のコンクールで優勝や入賞を重ねた。東京芸術大やベルリン芸術大などで学び、2014年に東京交響楽団に入団した。(共同)

続きを表示

2016年9月8日のニュース