小林麻耶　麻央の担当医の言葉で「自分自身を取り戻した」と明かす

小林麻耶

　休養中のフリーアナウンサー、小林麻耶（３７）が７日、自身のブログを更新。乳がんで療養中の妹・小林麻央（３４）が、医師の「癌の陰に隠れないで」という言葉に力づけられブログを開始したことについて「とても力強く、愛に溢れていました」と感謝の言葉をつづった。

　その医師との診察の日、麻耶も一緒だったことを明かし「病院の帰り道、妹と２人で歩きながら、私は自分自身を取り戻していくような不思議な感覚になりました」と麻央だけでなく、麻耶の心にも響き「妹に泣きながら話しました。『まおちゃん、私も、癌の陰に隠れてた。癌の妹の姉というアイデンティティが私を支配してた』」と話したという。

　「テレビに出ることで病室で少しでも笑ってもらえたら.仕事をしていることで心配かけずにすむように.私のあり方は、癌の妹の姉でした。そのアイデンティティを持たないという選択は 私にはできないけれど、完全に支配されていました」と当時の自身の状態を振り返った。

　それでも、今は「ようやく、少しずつ復活してきたので、どのように生きればいいのか
模索中ですが、まずは毎日１０分。自分のことだけに集中できる時間を作り始めました」と前向きに気持ちを切り替えていることを明かした。