満島ひかり「愚行録」でベネチア映画祭に出席　喝采にホッ

第73回ベネチア国際映画祭でレッドカーペットを歩く満島ひかり

　第７３回ベネチア国際映画祭で、独創的な作品を集めたオリゾンティ部門に選出された石川慶監督（３９）の初長編「愚行録」が６日（日本時間７日）上映され、監督と女優満島ひかり（３０）が出席した。１４００人収容の会場で喝采を浴びた満島は「お客さんがいて良かった」と安どの笑みを見せた。

　「愚行録」は貫井徳郎氏のミステリーが原作。未解決殺人事件を追う記者（妻夫木聡）やその妹（満島）、事件関係者の群像劇。共同電によると満島は「大学の話とか日本人だと分かる感じがどこまで（通じている）か分からないけど、違う国の人と映画を一緒に見る行為自体がいい」と喜んだ。