NHK会長、SMAPへ紅白出場ラブコール「ファンの一人として希望」

[ 2016年9月8日 15:32 ]

NHKの籾井勝人会長

 NHKの籾井勝人会長(73)が8日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、12月31日に放送される「第67回紅白歌合戦」のSMAP出演について言及した。

 SMAPは12月31日をもって解散。出演を熱望されているが、現段階でSMAPの出演は「100%ない状況」との報道もある。籾井会長は「もちろん出てもらいたい」。「12月31日で解散と聞いて紅白に出てから解散するのでは、と思っていたが、新聞を見る限りそうじゃないみたいですね」と苦笑い。「ファンの方へのお礼を紅白に出ることでやっていただければ幸せだし、ファンの方も喜ぶのでは。私もファンの1人としてそう希望します」と語った。

 また、会長自ら口説きに行く意向については「私が行って決まるならいくらでも。でも私が行っても“誰や?”ってなると思う」と笑わせ「ジャニー社長に話すのが一番だと思う」と発言。「みなさんも大きく新聞に書いて下さい」と、報道陣に援護を要請するなど、国民的アイドルグループへ熱烈にラブコールを送った。

 SMAPは紅白でほかの出演者のバックや企画コーナーにも積極的に協力してきた。バンド全盛時代、若手出演者の多くがお祭り的な演出への参加を嫌がる中、紅白名物の「世代やジャンルの垣根を越えたコラボレーション」をつなぎ止めてきた。出場23回、大トリ6回、中居正広(44)が6回司会という記録も誇る。

 今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」。歌の力で国民の夢を応援。2019までの4年間のテーマとすることも合わせて発表された。

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2016年9月8日のニュース