「こち亀」最終単行本200巻は“史上最大”400ページのボリューム

[ 2016年9月5日 21:25 ]

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」単行本200巻の表紙

 今月17日発売の漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で最終回を迎え、40年の連載にピリオドを打つ国民的漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の単行本200巻(今月17日発売)が400ページのボリュームになることが5日、分かった。

 この日発売の「週刊少年ジャンプ」で発表された。「こち亀」史上最大のボリュームで、通常の単行本2冊分に相当するという。

 通常版(700円税別)と40周年記念特別特装版(900円税別)を発売。特装版には、350人以上に及ぶ登場人物の情報ファイルと全巻全話リストを掲載した「こち亀超書」が付いてくる。

 1976年(昭51)9月に連載スタート。東京の下町を舞台に、ハチャメチャ警官・両津勘吉の巻き起こす騒動を描いてきた。

 連載終了は今月3日、東京都の神田明神で行われた同作の絵巻奉納式で、原作者の秋本治氏(63)が発表。「いつまでも描きたいが、おめでたい時に終わるのが一番」などと語った。

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2016年9月5日のニュース