フジ「みんなのニュース」短縮 新枠でドラマ再放送も

[ 2016年9月5日 12:48 ]

 フジテレビが5日、都内のホテルで10月改編記者発表を行い、夕方のニュース番組「みんなのニュース」の時間を短縮し、新枠「メディアミックスα」(月~金後3・50~同4・50)を新設することを発表した。

 同局の宮道治朗編成部長が今回の改編について「視聴者に寄り添う番組がそろった」と自信を見せたが、同局は4月改編で平日15時間の生放送を掲げ、大幅改編に踏み切ったばかり。この新設に伴って15時間の生放送は途切れることになるが、「15時間の生放送を前回の改編で掲げましたが、その精神は引き継ぎながら、この新しい枠を使って、地上波、BS、CS、配信の4つのメディアを連動したコンテンツのトライ、名作ドラマのリピート、報道局で配信している『ホウドウキョク』では、国民に対して迅速にお伝えしたい案件があればライブ放送する。最近は数カ月単位でメディアを取り巻く環境が変わっているので、先んじて対応していくことが必要。夕方に新しい枠を設けることで、皆さんの知りたいこと、娯楽をいろんな角度から提供していきたい」と枠新設の意図を説明した。

 連動コンテンツの例として、深夜にネットフリックスとのコラボ企画として放送中の「テラスハウス」を挙げ、「名作ドラマの再放送もあるが、この枠を縦横無尽にいろいろな形で視聴者のニーズに合わせて展開していきたい。配信は若い人たちのものだけではないので、夕方にもその辺を意識したコンテンツを開発していきたい」。具体的なコンテンツについては「調整中。改めて発表する」とした。

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2016年9月5日のニュース