芳根京子 次期朝ドラ「べっぴんさん」第1週試写に「不思議な感じ」

[ 2016年9月5日 16:21 ]

次期NHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」の試写を見て「不思議な気持ち」と話す主演の芳根京子(右)と子ども時代を演じた渡邉このみ

 次期NHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」(10月3日スタート、月~土曜前8・00)の第1週試写会が5日、同大阪放送局で行われ、ヒロインの芳根京子(19)と幼少時代を演じた渡邉このみ(10)が会見を行った。

 芳根は「5月から毎日撮影してきたものが、こうやってつながって形になるのは本当に不思議な感じ」と照れた。最近の好調な朝ドラの流れを受け「次、私なのか?というものすごいプレッシャーはあります。でも、放送日が近づくにつれ、このチームを信じて『いい作品をお届けするんだ』という自信は持っている」と胸を張った。

 物語は冒頭、子どもを背負い涙を流しながら、戦後焼け野原になった神戸の街を見つめるヒロインの姿からスタート。実は涙は自然と流れ出たもので「台本には“あ然と見つめる”という書かれてあっただけなのですが、なぜか涙が止まらなくなって。あの時に私は(役名の)すみれになった」と明かし、1週目の大半を演じた子役の渡邉に向かって「(渡邉)このみちゃんが作ったすみれを壊さないようにしなきゃ」と誓った。

 物語は戦後の焼け跡の中、娘のためや女性のために子ども服作りにまい進したヒロインの奮闘物語。三鬼一希チーフプロデューサーは「じっくり見て頂ければ必ず泣いてもらえる物語になっています。ぜひ視聴者の方には涙活して1日を過ごしてほしい」と自信をのぞかせた。

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2016年9月5日のニュース