ATSUSHI 海外留学を発表 18年までの期間限定で米国に活動拠点

[ 2016年8月31日 17:00 ]

EXILEのATSUSHI(AP)

 EXILEのボーカル・ATSUSHI(36)が海外留学することが31日、分かった。2018年までの期間限定で海外に活動拠点を置くことを、EXILEの公式サイトで発表した。関係者によると、年内にも米国に拠点を移す。

 「EXILEが15周年を迎えようとする中、グループが、そして自分自身が、さらに進化していくためにはどうするべきか……。それをここ数年の間、ずっと考えていました」というATSUSHI。

 「EXILEの音楽性の原点は、本場アメリカなどのR&Bや、ダンスミュージックを、日本の皆さんが、より聴きやすいであろう形に変化させ、そこにさらに、日本人の独特の、“魂” や“心” というものを加えた、それは自分達なりの、新しいジャンルへの挑戦だったとも思っています。その活動をしていく中で、世界中の素晴らしいミュージシャンとの共演などをキッカケに、ヴォーカリストとして、さらなる音楽の勉強をしたいと、考えるようになりました」と海外への思いが募ったことを明かした。

 「今までは日本国内で、日本の皆さんへ届けることを精一杯やってきましたが、次のステージを見上げた時に、自分を逆境に置く環境の中で、初心に戻り、英語はもちろん、世界基準での表現力、歌唱力を身につけ、世界基準のヴォーカリストになることが、EXILEが世界基準のアーティスト・グループになるために必要なことだと考えはじめました」と今回の決断に至った経緯を説明。

 「あくまで海外に活動拠点をおくのは期間限定です。ですから、皆さんに必ず進化した、EXILE ATSUSHI、そして、進化したEXILEのパフォーマンスをお見せすることを、お約束させていただきます。すべては、皆さんが楽しんでいただける、驚きのあるEXILEらしいエンタテインメントを創造し続けたいという想いからです。勝手なお願いではありますが、今回の決断をどうかご理解いただき、次の進化したEXILE、EXILE ATSUSHIに期待して、2018年までの間、少しだけお時間をいただければうれしいです」と呼び掛けた。

 8月27~28日の東京ドームが加わり、ソロアーティスト初の6大ドームツアー中。9月3日の札幌ドームでファイナルを迎える。

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2016年8月31日のニュース