TBS石井アナ 学生時代は錦織とともに“修造門下” リオで熱量さらに増す

[ 2016年8月14日 09:33 ]

テニスのメインスタジアムでポーズをとる石井アナ。錦織選手のメダル獲得をここで見たい!

 TBSの石井大裕アナウンサー(31)がスポニチ社会面で「熱血アナ 石井大裕 激アツ!!リオ五輪」を2日付から7日付まで連載した。各国の選手や関係者に取材し、独自の視点でリオの今を熱筆。今後も紙面に登場する予定だ。

 民放一熱いアナウンサーといわれ、リオでは「全方位、全力応援」をテーマに掲げて日の丸のハチマキ姿で「五輪お兄さんになります」と宣言している。「全力で応援し、努力や汗を一瞬たりとも見逃さない」覚悟だという。

 学生時代には世界を転戦したテニスプレーヤーだった。トップジュニアの合宿では、松岡修造の下で錦織圭とともに猛特訓を受けた。全力応援は松岡から教えられたもの。レギュラー出演中の「あさチャン!」だけでなく、スポーツ中継、バラエティー番組など、どんな仕事でも常に全力で臨む。スタジオで感極まって涙することも1度や2度ではない。

 そんな姿が男性視聴者にウケて、昨年の「好きな男性アナウンサーランキング」(オリコンスタイル発表)で「男性が選ぶトップ10」9位にランクインしている個性派だ。

 五輪では熱量がさらに増しているように感じる。「あさチャン!」の中継の画面からは選手を応援する気持ちがますますあふれ出る。本人に聞いてみると「ずっと僕自身がテニスで五輪を目指していたんです。現地リポートができるのは幸せです」と力を込めて話す。

 クロアチアのテニス選手、マリン・チリッチはイタリアのテニス合宿で同室だった。リオ五輪の会場で「立場は違うけれど、五輪で会えるなんて本当にうれしいね」と言われ、胸が熱くなったという。

 五輪に対する思いと持ち前のバイタリティー、テニスで各国をめぐって身につけた英語、イタリア語などの語学力。すべてを駆使して現在、会場をめぐっている。リオからの熱くて厚い、まさに“激アツ”の情報を楽しみにしたい。(記者コラム)

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2016年8月14日のニュース