ジャニーズ事務所の新体制は盤石 SMAP解散、メンバー残留で組織引き締めへ

[ 2016年8月14日 10:32 ]

SMAP解散を報じるスポニチ本紙

SMAP解散

 SMAP解散劇によって、次期社長が既定路線の藤島ジュリー景子副社長を中心としたジャニーズ事務所の新体制が盤石になったといえそうだ。すでにジュリー副社長と確執のあった元女性マネジャーは去った。その元マネジャーが手掛けたSMAPは結局自ら解散の道を選んだ。

 国民的スターのためコントロールが難しかったSMAPが自ら幕を引くことで、ジュリー体制の一本化がより推進されることは想像に難くない。関係者は「所属タレントも“あのSMAPさんでも…”と思うことは間違いなく、組織全体の引き締めにつながるのでは」と推測している。

 ジャニーズ事務所には過去にも「フォーリーブス」「光GENJI」ら解散を選択した人気グループがあるが、メンバー全員が事務所に残留するケースはSMAPが初めてだ。

 一方、元マネジャーの女性は現在、中国で新規事業を始めるための準備に入っている。事業は芸能界とは関係のない分野。知人によると「“もう芸能界の仕事には興味がない”と話している」という。

 事務所を退社してからメンバー5人とは連絡を取っていない。知人は「SMAPが解散するからといって、何かするとも思えない。中国での事業にも変更はないでしょう」と話している。

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2016年8月14日のニュース