SMAP、ラスト紅白「100%ない」 KinKi“後継”有力

[ 2016年8月14日 05:30 ]

SMAP解散を報じるスポニチ本紙

SMAP解散

 大みそかのNHK紅白歌合戦にSMAPが出場する可能性は「100%ない」という状況。ジャニーズ事務所は「最後に出場できればとは思う」としたが、現状では「それが検討できるぐらいなら、ファンのために25周年ライブはやらなきゃならない。ジャニーさんが頼んでも拒絶した中、あり得ない」(テレビ関係者)という。7月の音楽特番も出演を辞退しており、現状では5人がそろって歌を披露することは考えにくい。

 SMAPは23回出場し、大トリを6度任された。視聴率40%以上が使命の紅白にとって、国民的人気のSMAPは頼れる常連。辞退となれば紅白は大打撃を受ける。

 それを救う最有力候補はKinKi Kids。「人気、実績はもちろん、タイミングも完璧」(NHK関係者)と初出場は間違いない状況だ。

 CD売り上げが低迷する昨今、局内では幅広い世代に楽曲も存在も知られた人気グループの出場が視聴率につながるとの見方が強い。さらに、節目の年の歌手を初出場で迎えるケースが目立つ。

 KinKiは97年のデビュー曲「硝子の少年」から36作連続でオリコンチャート初登場1位という記録を持ち、高い人気を維持。そして今年はデビュー20周年イヤー。出場に必要な要素とされるNHKへの貢献度の面でも、昨年8月に戦後70年音楽特番「いのちのうた」の総合司会を担当するなど申し分がない。

 とはいえ、解散までの残り4カ月、NHKは最後の舞台をつくろうとSMAPを説得するのは必至で、日本中のファンからもそれを求める声が集まりそうだ。少なからず事態が動く可能性はある。

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2016年8月14日のニュース