本人出演でNRSM再現 人柄表れたDAIGO&北川景子の披露宴

[ 2016年5月1日 10:20 ]

DAIGO(左)と北川景子

 4月29日に開かれた、歌手でタレントのDAIGOと、女優の北川景子の結婚披露宴。芸能界や政財界を中心に500人が出席し、2人の門出を華々しく祝った。新婦の北川はもちろん、招待客を楽しませようと、DAIGOはさまざまな演出を用意。愛する妻のために寝る時間を割いて準備を続けてきた。

 取材して非常に興味を持ったのは、終盤に流された2人の「NRSM(なれそめ)」の映像だった。バラエティー番組で見慣れている再現VTRだが、DAIGO、北川が本人役で出演している。おそらく、放送作家らが協力しているのだろうが、よく作り込まれていた。

 最初のデートの場面は、実際に2人が訪れた都内の飲食店。しかも、当時と同じ席に座って、会話を展開。DAIGOが交際を申し込んだ際の食事デートも同様だった。この2人が演じるから本当の再現となる。特にプロポーズは、恋愛ドラマの一場面を見ているようだった。

 自分達の歩みをさらけ出して招待客を楽しませた2人。「みんなこれを見て驚くかな、喜ぶかな」と考えながら撮影していたと思うと、ほほえましい。

 出会いとなった2010年のドラマでの初対面時、DAIGOが北川に「もっと面白い人だと思ってました」と言われ、ショックを受けたシーンも再現。3年後にバラエティー番組のロケで再会した際は、そのイメージを払拭するため、DAIGOはいつも以上に気合が入っていたということも紹介した。これをきっかけに2人は交際、結婚の道を歩むことになったのだから、最初の北川の一言がなければ、人生は違っていたかもしれない。

 披露宴の場で1回見せるためだけに作られた映像。今後どこかで公開されるということはなく、招待客の記憶の中にだけ残るだろう。とはいえ、実に面白い内容だったので、いつかバラエティー番組で見せてもらえないものかと思うほどだった。

 振り返れば、ショーのような結婚式だった。DAIGOの得意とする省略語に溢れ、桂由美さんまでもアルファベットを使って祝福の言葉を述べていた。「SO。末永く、お幸せに」。「NRSM(なれそめ)」を見守った出席者の笑いと拍手が響いていた。(記者コラム)

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2016年5月1日のニュース