今井さん追悼…「バラダン」喪章つけ生放送 梅沢富美男も男泣き

[ 2015年5月28日 21:30 ]

梅沢富美男

 大腸がんのため54歳の若さで死去した俳優・今井雅之さんが木曜レギュラーを務めていたTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)が28日に放送され、出演者全員が喪章をつけて今井さんを追悼。さらに、今井さんが公私にわたり慕っていた俳優で歌手の梅沢富美男(64)が「いい役者をなくしてしまった」と共に番組を盛り上げていた仲間の死を悼んだ。

 今井さんは7日の放送で「来週から2週間、治療に専念します」と同番組を休養することを報告。この日は本来、復帰するはずの日だった。

 冒頭、MCを務める元フジテレビの長谷川豊アナウンサー(39)沈痛な表情で「いつもなら笑顔で始まる番組ですが、悲しいニュースを届けないといけない」と話して開始。元日本テレビの阿部哲子アナウンサー(36)が訃報を伝えた。

 今井さんが「先輩」と呼んで信頼していた梅沢が今井さんとの思い出を述懐。2012年10月の初登場の際「番組メジャーにしよう」と誓い合った話などを披露した。

 今井さんは4月30日に会見を行い大腸がんを患っていることを公表。その後、同番組に生出演したが、番組終了後は梅沢さんの前で初めて涙を見せたという。「泣くような男じゃないのに…。舞台降板がよほど悔しかったのだと思う」と思いやると「俺も泣きたい。でも男が泣くのは変だから…」と強がった。それでも本来なら自分の左側の椅子にいるはずの今井さんがいないことを思い、うっすらと涙を浮かべ「あんな骨の太い役者はいない。本当に悔しいよな」と言葉をつないだ。

 

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2015年5月28日のニュース