愛之助に続け!“上方三銃士”が「あべの歌舞伎」

[ 2015年5月28日 08:05 ]

「近鉄アート館」で「あべの歌舞伎」を開催する、(左から)片岡千次郎、片岡千壽、片岡松十郎

 歌舞伎俳優の片岡松十郎(40)片岡千壽(34)片岡千次郎(34)が27日、大阪市内で記者会見し、近鉄アート館で開催する「あべの歌舞伎『晴(そら)の会』」(7月31日~8月2日)に懸ける意気込みを語った。

 3人は、戦後低迷が続いた上方歌舞伎を復興させようと、97年から6年間開塾した松竹・上方歌舞伎塾の1期生で、片岡愛之助に続く次代の上方歌舞伎の担い手として期待を集めている。

 近鉄アート館のこけら落としとなった、昨年の「片岡愛之助歌舞伎舞踊公演」で愛之助の後見を務めた千次郎は「その時は“この劇場に立てる日が来ればいいな”と思っていました」と感無量の面持ち。松十郎も「“これから、何回も続けていきたいな”が3人の熱い気持ち」と力を込めた。

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