財津和夫 44年の付き合い安部さんを悼む「ギターを愛した男 大切な友人」

[ 2014年9月9日 16:34 ]

「チューリップ」の財津和夫

 「心の旅」「サボテンの花」「虹とスニーカーの頃」などの代表曲を持つバンド「チューリップ」のギタリスト、安部俊幸さんが7月7日、脳出血のため居住していたインドで亡くなっていたことが分かった。64歳だった。

 44年の付き合いとなる「チューリップ」のリーダー、財津和夫(66)は「とにかくギターを愛した男でした。青春時代をともに生きてきた大切な友人でした。もう一度ステージで一緒に演奏したいです」と安部さんの死を悼んだ。

 安部さんは1971年、財津の誘いでバンドに参加し、翌年にデビュー。バンドは73年に発表した「心の旅」が大ヒットし、一躍人気を得た。85年にバンドを脱退したが、89年の解散ツアーにはゲストとして参加。バンドは97年に再結成し、以後4度再結集。08年に再びバンド活動にピリオドを打ったが、12年に結成40周年を記念して再結集し、安部さんもライブツアーに参加していた。

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2014年9月9日のニュース