メンバー急逝の悲しみ癒えず…新矢皐月「ステージに立てない人もいる」

[ 2014年9月9日 14:01 ]

「仮面少女 アキバから世界へ」記者発表会で亡くなった月宮かれんさんの遺品のブレスレットを見せる新矢皐月
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 地下アイドルグループ「仮面少女」が9日、東京・秋葉原の常設劇場で「仮面少女アキバから世界へ」記者発表会を開催。同グループ内のユニット「スチームガールズ」に所属し、7月初旬に亡くなっていたことが明らかになった月宮かれんさん(享年17)の急逝に、メンバーもいまだにショックを受けていることを明かした。

 初期メンバーとしてともにスチームガールズで活動してきたという同ユニットのリーダー、新矢皐月(21)は、月宮さんについて「最初は明るくて、無口な時期もあったけど、ギャグも大好きだった。おしゃべりが大好きで明るい子だった。MCとしても頑張ってくれた」と振り返る。

 突然の訃報に接し「2週間ぐらいは裏で固まってよく泣いていたこともありましたし、曲中でも思い出してしまうことは今でもある。まだ悲しみから立ち直れないでいますし、ステージに立てない人もいる」と悲しみは癒えていない。「でも、それだけじゃダメだと思う。かれんちゃんもそれは望んでいないとお父さんも言ってくださった。ちゃんとみんなで夢のステージに行きたい」と自分に言い聞かせるように話した。

 「仮面少女」「アリス十番」のリーダーを務める桜のどか(24)はイベントで日本武道館のステージに立った際に、月宮さんと「仮面女子のワンマンでまたここに立とう」と約束したことを告白。「絶対にかれんちゃんを連れていこうと思います。かれんちゃんもそばにいて笑ってくれていると思う。かれんちゃんの分まで全世界の人に思いを届けていきたい」と飛躍を誓った。

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