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ポール 幻の国立…18、19日の公演も中止「声が出ない」

ポール・マッカートニーの病状が回復せず公演が開催不可能となった国立競技場では、ラッピングトラックの前でファンが記念撮影

 ウイルス性炎症のため17日の公演を延期した元ビートルズのポール・マッカートニー(71)が18日、東京・国立競技場での公演を再び中止した。体調が回復せず「声が出ない」と訴えているという。17日分の振り替え公演としていた、19日の公演も中止を決定。会場周辺のファンからは体調を心配する声も聞かれた。

 午後5時半の開演予定時刻の1時間15分前の午後4時15分、主催サイドは中止を告知。入場門には「昨日に引き続き、ポール・マッカートニー本人の病状が回復せず、開催不可能となりました」と書かれた文書が貼り出された。

 関係者によると、ポールは都内のホテルで前日に続いて複数人の医師の診察を受けた。体調は回復せず、本人を含めた主催者らとの協議で中止を決定。前日は腸炎のような症状で腹部に違和感があったが、この日は「声が出ない」と訴えた。主催者側は「3時間のライブ本番ができるだけの声が出ない状態」と説明し、19日に予定した17日分の振り替え公演の中止も決めた。

 ポール自身はステージに立つ意欲があり、会場に向かう準備をしていたという。「残念ながら僕の体調は一晩では回復しませんでした。公演を楽しみにしていた皆さんに申し訳なく思います」とコメントした。マネジメント側は「医師から完全休養を命じられました」としており、今後は、21日の東京・日本武道館、24日の大阪・ヤンマースタジアム長居の2公演に向けて静養する。

 中止となった2公演に関しては、希望者には払い戻しされるが、あらためて振り替え公演を実施する方向で協議中。実施する場合も開催日は未定で、8月まで世界ツアーが組まれており、早くても秋以降。国立競技場は7月から改修工事に入るため会場変更は決定的。17、18日の公演チケットは、そのまま振り替え公演のチケットとなる。

 気になるのは主催側の損失額。今回は2公演11万人動員でチケット収益は約17億~18億円。一方、公演運営費は2公演で2億~3億円とみられ、加えて宣伝費などにも多額の経費がかかっており振り替え公演が実施されず、チケットがすべて払い戻しされれば、計算上は主催者側は莫大(ばくだい)な損失を被ることになる。

 だが、大手イベント会社の関係者は「外国人の公演の場合、中止されても2~3割の人は記念にチケットを持っておきたいと払い戻しをしない。ポールとなればもっと多くいるだろう」と予測。さらに、主催者側は「興行中止保険」に加入していた。「野外公演は中止リスクが高く、実損額の9割を補償する保険をかけることが通例。チケットがすべて払い戻しされる前提で補償されるところがミソ。赤字どころか、逆に“おつり”が来るのでは」と話している。

[ 2014年5月19日 05:30 ]

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