新庄監督は「勘がすご過ぎて嫌」日本ハムコーチが明かす驚きの予言的中率に古田氏「未来人?」

[ 2024年4月24日 07:10 ]

日本ハム・新庄監督
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 日本ハムの投手コーチを務める建山義紀氏(48)が、24日までに更新された古田敦也氏のYouTube「フルタの方程式」に出演。新庄剛志監督(52)の驚くべきエピソードを明かした。

 建山氏は「ご存じの通り、ああいう監督なので、自由にされている」と新庄監督について言及し、一方で「監督は選手をやる気にさせる方法は天性的にあって」と、ある事例を挙げた。

 それは「監督も四球が嫌いで、盗塁されるのも嫌い」と、投手に対して精度の高いクイック投球を求めたり、バッテリーで走者を警戒することを要求すること。ただ「四球が1試合、何個だったら、永遠に先発させるから」と、一定の与四球数さえ守れば、次回の先発登板などを約束。例え、大量失点したとしても約束を破ることはないという。

 さらに、新庄監督について、建山氏が笑いながら裏話を明かす。「監督は勘が当たりすぎるんで嫌なんですよ」。それはベンチでの一コマ。投手の球数が増えてきたりした際に、建山コーチから「タイミングも合ってきた。代えましょうか」と打診をするが、新庄監督は「大丈夫。ここ抑えるから」と予言。「しかも三振で、とか。ショートゴロで、とか。打ち取り方まで言う。それが当たるんですよ」と建山氏が振り返った。

 「逆もしかり」と建山氏は「続投させます」と同監督に打診した際に、「いや、あいつで代えて」と気になる打者の前で継投策を口にした同監督のエピソードを回想する。そこで建山氏は「お願いして、ちょっと行かせませんか。リリーフもあまり使いたくない」と再び打診すると、「それをのんでくれる。そうしたら、言った打者に本当にホームランを打たれるんです。もちろん、これは僕が平謝りなんですが、勘がすごいんで、嫌なんですよね(笑)」と苦笑いを浮かべ、古田氏も爆笑しながら聞き入った。

 「何で分かったんですが?」と建山氏が同監督に尋ねると、理由は説明できないが「打つと思ったんだよ」と返してくると明かした。古田氏が「未来から来てんじゃない?」と笑うと、建山氏も「本当にそうです」と予言的中率のすごさに舌を巻いていた。

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