中日・立浪監督「連敗で雰囲気というか流れが悪くなっていた」連敗5で止め2位再浮上「大きいです」

[ 2024年4月24日 22:45 ]

セ・リーグ   中日3ー2巨人 ( 2024年4月24日    東京D )

<巨・中>7回、生還した尾田を出迎える立浪監督(右)=撮影・西川祐介
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 今季ワースト5連敗中の中日は東京Dで巨人と対戦し3ー2で勝利。リーグ10勝一番乗りした17日を最後に白星から遠ざかっていたが、ようやく連敗をストップさせ、2位に再浮上した。

 試合後に立浪監督は「いい形で先制できた。追いつかれても、涌井が踏ん張ってくれた。それが勝ちにつながった」と先発のベテラン右腕を称えた。

 7回に相手の悪送球で勝ち越したが「ラッキーな形で点が入った。そこから中継ぎでつないで勝ったのが大きい」と救援陣の粘りにも感謝。

 長かったトンネルを抜け、連敗が5でストップした。「連敗していて、雰囲気というか流れが悪くなっていた。連敗を止められたことが大きいです。明日も勝てるように頑張ります」と話して球場を後にした。

 チームはここまで23イニング連続無得点だったが、初回にカリステの今季1号2ランで先制し久々の得点。また、ここまで13試合連続本塁打なしは、球団では1956年以来68年ぶりで2リーグ制以降では球団ワーストタイ記録だったが、こちらの不名誉記録も脱した。

 2ー2の同点で迎えた7回1死三塁、涌井の代打で出た大島の打席で相手捕手・岸田がけん制悪送球。ボールが転々とする間に三走が還り勝ち越しに成功し、そのまま逃げ切った。

 先発の涌井は2回に2点を失い、開幕からの連続無失点が18回1/3イニングでストップしたが、要所を締める粘りのピッチング。6回5安打2失点で2勝目を挙げた。

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