阪神の安定感抜群左腕トリオ 桐敷、島本、岩崎で3回零封リレー “鉄板焼き会”でブルペン陣結束

[ 2024年4月24日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神1―1DeNA ( 2024年4月23日    横浜 )

<D・神>5番手で力投する岩崎(撮影・椎名 航)
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 頼れる3枚のリリーフ左腕が、延長戦で輝いた。

 12回に登板した岩崎は2死二、三塁のピンチを迎えながらも、ルーキー度会を3球三振で最後を締めた。これで開幕10戦連続無失点。盤石な救援陣の中でも、抜群の安定感を見せつける。2死一塁では、けん制を4回続ける場面があった。ただ、これは過度に走者を気にしているのではなく、自分の間合いに持ち込むためのものだった。

 「バッター集中だけど、気にしているふりだけ。結果打たれたけど、自分のペースで投げられた」

 22日には、横浜市内の鉄板焼き店で会食し、結束を高めたブルペン陣。早速、その一体感を無失点リレーという形で見せた。10回は桐敷が得点圏のピンチをしのいだ。「本当に一個(1アウト)ずつというところを意識した。ゾーンに強気で攻めていけた」。11回は島本が坂本の好けん制にも救われ、0を並べた。「誠志郎(坂本)に助けられた。みんなでつないで負けなかったのは良かった」と胸をなで下ろした。(松本 航亮)

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