ヤクルトOB宮本慎也氏が始球式　2軍調整中の高橋奎二に「早く上がってきてビシビシ投げんか！」愛のゲキ

＜ヤ・巨＞始球式を行う宮本慎也氏（撮影・尾崎　有希）
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　「侍ジャパンDAY」として開催された9日のヤクルト―巨人戦（神宮）で、ヤクルトOBで06年の第1回WBCの優勝メンバーでもある宮本慎也氏（53）が始球式に登場した。

　外角低めへのナイスボールに球場は大きな拍手に包まれ「緊張しますね。（打者の）丸に当てたくなかったので、ムーチョ（中村捕手）には外に構えてくれと頼みました」と大役を振り返った。

　ヤクルトは試合前時点で借金2の最下位（5位）タイに低迷しているが、首位・阪神とのゲーム差は2・5ゲーム差の大混戦となっている。OBとして今季の古巣の戦いについて「打つ方がよく頑張っている。神宮球場なので、投手を含めた守りが重要になってくる」と指摘した。

　その上で期待する選手として名前を挙げたのは昨年3月のWBCにも出場した高橋奎二投手（26）。現在は2軍で調整しており「何してんだ。早く（1軍で）上がってきて、ビシビシ投げんか！」とげきを飛ばした。