【トライアウト】日本ハム・姫野優也　3者連続四球も最速151キロで持ち味の球威アピール

＜NPBトライアウト＞シート打撃で、力投する日本ハム・姫野（撮影・久冨木　修）
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　プロ野球の12球団合同トライアウトが15日、鎌ケ谷スタジアムで行われ、日本ハムを戦力外となった姫野優也投手（26）が参加。全体39番目にマウンドに上がった。

　ミットを響かせる音にスタンドからどよめきが起きた。1人目のオリックス・中川には、初球に151キロ直球を投げ込むも四球。続く2人目中山誠にも四球を与え苦笑い。3人目は、第1打席に右中間を破る二塁打を放った阪神・高山俊と対戦。力強い直球で攻めるも最終的には四球。3者連続四球となったが、持ち味の球威はアピールした。

　姫野は、大阪偕星高から2015年ドラフト8位で日本ハム入団。2020年に戦力外となるも育成契約を結び再スタート。2021年5月には外野手から投手転向し、最速154キロもマークした。

　今季は2軍で17試合に登板し、2勝3敗、防御率3・97の成績。現役続行を希望してトライアウトに参加した。

　◇姫野　優也（ひめの・ゆうや）1997年（平9）4月2日、大阪府枚方市生まれの26歳。小学４年から西牧野アタックスで軟式野球を始める。中学ではオール枚方ボーイズに所属し、１年時にジャイアンツカップ優勝。大阪偕星学園では昨夏甲子園で12打数4安打。投手としても最速142キロを誇った。遠投120メートル、50メートル走は6秒2。1メートル84、89キロ。右投げ両打ち。