【トライアウト】ロッテ・福田秀平 第1打席は二飛、第2打席は空振り三振 現役続行をかけ、運命の一日

[ 2023年11月15日 10:42 ]

<NPBトライアウト>シート打撃で、空振り三振に倒れるロッテ・福田(撮影・久冨木 修)
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 戦力外となった選手らを対象としたプロ野球の12球団合同トライアウトが15日、鎌ケ谷スタジアムで行われ、ロッテを戦力外となった福田秀平外野手(34)がシート打撃の第1打席に立った。

 オリックスの右腕・西浜と対戦し、最後は143キロ直球をフルスイングも二飛。第2打席は阪神の左腕・渡辺との対戦で空振り三振だった。

 福田は06年高校生ドラフト1巡目でソフトバンクに入団。19年オフに国内FA権を行使し、20年からロッテへ移籍した。だが、同年の右肩甲骨の亀裂骨折など故障に泣かされ、4年契約の最終年だった今季もわずか3試合の出場だった。

 今年のトライアウトには投手41人、野手18人が参加。過去1414人が参加し、77人が新たなチャンスを手にした。内訳は投手36人、内野手22人、捕手6人、外野手13人で“合格率”はわずか5%。スタンドには各球団のスカウト陣が集結し、日本ハム・稲葉GMも練習から熱視線を送った。

 シート打撃のルールは、投手1人が打者3人に対し、ボールカウントは1-1から投球する。同じ投手の登板時、アウトカウント・ランナーは加算。審判は2人制で行われる。

 元西武の多和田真三郎投手が2年ぶりに参加するほか、広島・薮田和樹投手、オリックス・吉田凌投手、楽天・高田萌生投手、引地秀一郎投手、ヤクルト・吉田大喜投手、成田翔投手、ソフトバンク・高橋純平投手、阪神・高山俊外野手、DeNA・田中俊太内野手、田中健二朗投手、ロッテ・福田秀平外野手、西川僚祐外野手、中日・伊藤康祐外野手、日本ハム・井口和朋投手、立野和明投手、姫野優也投手、元ヤクルト・中山翔太外野手、元広島・山口翔投手、元日本ハム・高山優希投手らが参加。
 

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