【トライアウト】前半終了 阪神・高山俊が貫禄2安打、楽天・高田152キロ 後半は多和田ら登場

[ 2023年11月15日 12:04 ]

<NPBトライアウト>シート打撃で、二塁打を放つ阪神・高山(撮影・久冨木 修)
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 プロ野球の12球団合同トライアウトが15日、鎌ケ谷スタジアムで行われた。シート打撃は前半が終了。投手16人が登板した。

 阪神を戦力外となった高山俊外野手(30)は2安打1三振と貫禄を見せた。

 第1打席で右中間を真っ二つに破る二塁打、第2打席は空振り三振で迎えた第3打席。マウンドの山川晃司が投じた内角への直球をうまくさばき、打球は一瞬で一、二塁間を破り右前に到達した。スタンドでは阪神のユニホームを着て応援歌を歌うファンも。高山の2安打目に大きな拍手が沸いた。

 楽天の高田萌生投手(25)は1人目の打者・佐藤に対し、2球目で152キロをマークし、空振り三振。その後、四球を経て、ロッテ・福田秀平を二ゴロに仕留めて8球を投げ終えた。

 オリックス・吉田凌投手(26)は2者連続三振と1四球、ヤクルト・吉田大喜投手(26)が3者三振と好投するなど各選手がもうアピールした。

 シート打撃のルールは、投手1人が打者3人に対し、ボールカウントは1-1から投球する。同じ投手の登板時、アウトカウント・ランナーは加算。審判は2人制で行われる。

 <主な参加選手>元西武の多和田真三郎投手が2年ぶりに参加するほか、広島・薮田和樹投手、オリックス・吉田凌投手、楽天・高田萌生投手、引地秀一郎投手、ヤクルト・吉田大喜投手、成田翔投手、ソフトバンク・高橋純平投手、阪神・高山俊外野手、DeNA・田中俊太内野手、田中健二朗投手、ロッテ・福田秀平外野手、西川僚祐外野手、中日・伊藤康祐外野手、日本ハム・井口和朋投手、立野和明投手、姫野優也投手、元ヤクルト・中山翔太外野手、元広島・山口翔投手、元日本ハム・高山優希投手らが参加。

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