巨人・戸郷 10回熱投140球零封もドロー 今季最多11奪三振「数的には、もう一回投げられた」

[ 2023年9月9日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人0-0中日 ( 2023年9月8日    東京D )

<巨・中>延長10回を終えた戸郷(撮影・西川祐介)
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 巨人・戸郷が140球を投げ、10回3安打無失点の好投も打線が沈黙。東京ドームでは12年4月30日の阪神戦以来、11年ぶりの0―0引き分けとなった。

 今季4度目の140球到達。「最近、力を入れて、あんまりいい結果が出てなかったので」と変化球が多めの76球、直球も140キロ台前半と150キロを場面によって使い分け、今季最多の11三振を奪った。球団では11年の内海哲也以来12年ぶりの先発投手の延長10回突入だったが「数的には、もう一回投げられた」と言ってのけた。 

 「ここ一本というところがね。もうちょっと勝負してほしい」。5安打無得点の打線を嘆いた原監督だが、熱投の戸郷は「ナイスピッチングですね」と称えた。(小野寺 大)

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