ヤクルト大勝呼んだ!ライアン小川が7回1失点で8勝目 球団では石川雅規以来6人目の通算100勝達成

[ 2023年9月9日 17:40 ]

セ・リーグ   ヤクルト13―1DeNA ( 2023年9月9日    横浜 )

<D・ヤ>通算100勝を達成した小川(撮影・島崎忠彦)
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 ヤクルトが9日、敵地でのDeNA戦(横浜)に13―1と勝利し、連敗を2で止めた。先発の小川泰弘投手(33)が7回4安打1失点と好投し、チームトップの8勝目。球団では石川雅規以来6人目となる通算100勝に到達。打線も今季最多の20安打を記録した。

 チームは腰痛で離脱していた塩見がこの日出場選手登録され「1番・中堅」でスタメン出場。すると、いきなり初回の第1打席で初球先頭打者本塁打。DeNA先発・石田の速球を捉えバックスクリーンに飛び込む6号先制ソロを放った。

 1―1の5回には打者一巡の猛攻で石田を攻略。オスナの2点適時二塁打、サンタナの適時内野安打などで3点を挙げ、石田を降板へと追い込んだ。さらに続く浜田が代わった2番手・中川から2点適時二塁打を放ち、この回一挙5得点。先頭・小川の中前打から7者連続安打と爆発した。

 小川は2回に1点を失うも4回まで1安打と好投。リードを奪った直後の5回には先頭の知野に二塁打を浴びたが後続を打ち取り無失点。8勝目の権利を手にした。

 さらに7回には自らのバットで追加点。2死満塁のチャンスから走者一掃の3点適時二塁打を放ち、今季初のマルチ安打を記録。投げても7回112球、被安打4、奪三振3、与四球3の1失点という安定感抜群の内容。投打の大活躍で節目となる通算100勝に自ら華を添えた。

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