ソフトバンク 7回に鮮やか逆転でCS争う4位・楽天に勝利 再び2・5ゲーム差に

[ 2023年9月9日 17:22 ]

パ・リーグ   ソフトバンク7―2楽天 ( 2023年9月2日    ペイペイD )

<ソ・楽>7回、2点適時二塁打を放った今宮はベンチに向かってポーズ撮影・岡田 丈靖)
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 3位のソフトバンクは9日、本拠のペイペイドームで4位の楽天と対戦。7回に一挙5点を奪う逆転勝利で、CSを争う楽天に7―2で勝利し、再び2.5ゲーム差と広げた。

 楽天先発の田中の前に6回まで散発3安打に抑えられていた打線が7回につながった。先頭の柳田が二塁打を放って、この試合初めて得点圏に走者を置くと、続く近藤も中越え二塁打で続いた。中堅手・辰己のフェイク守備で、二塁走者の柳田は三塁にストップとなったが、勢いは止まらなかった。中村晃の四球の後、今宮が田中の真ん中低めのスプリットを左中間二塁打して2者生還で同点。さらに柳町がフルカウントから高めの151キロ直球を右前に運んで逆転。田中を降板に追い込んだ。

 さらに2番手の安楽を攻め立て、1死満塁から周東が中犠飛。さらに2死一、三塁から三森が遊撃へのボテボテのゴロで一塁へヘッドスライディングして内野安打をもぎとり、もう1点を追加した。打者10人の猛攻に、ペイペイドームのボルテージは最高潮に達した。

 8回にもダメ押しとなる2点を追加。投げては先発・和田が5回2失点と粘り、6回からは又吉、甲斐野、藤井とつないで9回は松本が締めた。

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