巨人完勝! 菅野アクシデント乗り越え、23日ぶり4勝目&自らV打 丸&門脇が一発競演

[ 2023年9月9日 17:11 ]

セ・リーグ   巨人5―0中日 ( 2023年9月9日    東京D )

<巨・中>6回、代打・秋広の2点適時打に盛り上がる巨人ナイン(撮影・沢田 明徳)
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 逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出を目指す巨人が最下位・中日に快勝し、1分けを挟んで2連勝。貯金1とした。東京ドームでの中日戦は3月31日の開幕戦で敗れて以降、これで8連勝(1分けを挟む)としている。

 前夜のカード初戦は延長12回まで戦って0―0の引き分け。プロ初の延長10回で140球を投げ、11奪三振の力投を見せた戸郷に報いることができなかった。

 この日も4回まで0―0。だが、初回から150キロ超の速球でぐいぐい押し込んでいた先発右腕・菅野が5回、自らのバットで二塁強襲の適時打を放ってチーム17イニングぶりの得点を刻むと、その菅野が右手人差し指をつって緊急降板したあともリリーフ陣が奮闘した。

 緊急登板となった2番手の新人右腕・船迫がカリステ、細川の3、4番コンビを連続三振に仕留めて6回を切り抜けると、7回は3番手右腕・菊地が3奪三振の力投。その後もバルドナード、平内の継投で逃げ切った。

 打線は5回に菅野の適時打で先制したあと、6回には丸の16号ソロと代打・秋広の2点適時打で一挙3点を追加。7回には新人・門脇の3号ソロでもう1点を加える完勝だった。

 菅野は5回3安打無失点の好投で、8月17日の中日戦(バンテリンD)以来23日ぶりとなる今季4勝目(6敗)をマークしている。

 【東京ドームにおける巨人の今季中日戦全戦績】
3月31日 ●3―6中日 先発:ビーディ 責任:ロペス
4月1日 ○2―0中日 先発:グリフィン 責任:グリフィン
4月2日 ○3―2中日 先発:赤星 責任:鍵谷
5月20日 ○6―2中日 先発:グリフィン 責任:グリフィン
5月21日 ○5―2中日 先発:松井 責任:松井
7月28日 ○11―5中日 先発:井上 責任:船迫
7月29日 ○6―3中日 先発:山崎伊 責任:山崎伊
7月30日 ○4―0中日 先発:メンデス 責任:高梨
9月8日 △0―0中日 先発:戸郷
9月9日 ○5―0中日 先発:菅野 責任:菅野
※先発、責任は投手

 

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