高橋慶彦氏 若き日の「殴り込み事件」を直接謝罪 屋鋪要氏「これはビックリしました、流石に」

[ 2023年7月17日 15:00 ]

高橋慶彦氏
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 広島、ロッテなどでプレーし、通算1826安打を放った高橋慶彦氏(66)が17日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。因縁深いゲストに頭を下げる場面があった。

 今回の動画に登場したのは、横浜、巨人に在籍し、高橋氏と同時代に活躍した屋鋪要氏(64)。高橋氏が「いきなり(本題に)いっていいよ」と前フリすると、屋鋪氏も「それが(今回の)メインでしょ」と理解したように笑った。

 事件が起きたのは高橋氏が広島、屋鋪氏が大洋(当時、現DeNA)でプレーしていた約40年前。屋鋪氏が「オレの記憶によると」と語り始めたところ、一塁ランナーの屋鋪氏がダブルプレー阻止のために二塁へスライディング。当時、コーチから送球阻止のために求められていた足を上げたスタイルで滑って、遊撃・高橋氏の逆鱗に触れた。

 「慶彦さんが(一塁へ)ボールを投げられなくて、怒って、僕にボールを投げつけようとしたんです」と屋鋪氏が当時の様子を明かしても、高橋氏は「(記憶と)違うな」と苦笑い。屋鋪氏は「これは僕、一生覚えてることで」と一歩も引かず、「僕も血気盛んだったから、投げてみろって言ったんですよ。投げることはしなかったんですけど、こんな生意気な男だから、慶彦さんがカーっときたんですね」と説明した。

 ただ、グラウンドの一件は序章で、本当の事件は試合後だった。高橋氏は大洋が宿泊していた広島市内の宿舎へ直行。フロントで屋鋪氏の部屋番号を聞いて、抗議のために押し掛けたという。

 「これはビックリしました、流石に」と振り返る屋鋪氏は、「僕は今も反省してるんですよ。生意気なことを言い過ぎたってことを」とコメント。肝心の「直接会談」の中身については、2人とも記憶が曖昧ながら、「殴り合いになりようなことはなかった」(屋鋪氏)そうだ。

 最後には、高橋氏が「どうも、すみませんでした。部屋まで行って」と丁寧に頭を下げると、屋鋪氏は「もうとっくに時効ですから」と大人の笑みを返した。

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