ヤクルト 壮絶な乱打戦制した!最後は延長10回武岡が自身初サヨナラ打で決めた「最高です」

[ 2023年7月17日 22:26 ]

セ・リーグ   ヤクルト11-10巨人 ( 2023年7月17日    神宮 )

<ヤ・巨>延長10回、武岡はサヨナラ打を放つ(撮影・西川 祐介)
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 ヤクルトは17日、本拠地・神宮で巨人と対戦し、11-10のサヨナラ勝利で制した。

 初回に村上の3ラン、内山の2ランなどで6得点を奪い、巨人先発・菅野をわずか1/3でKOした。完全に主導権を握ったかと思われたが、先発・市川がピリッとしなかった。

 2回に2点を奪われ、3回には秋広に2ランを打たれるなど2回1/3を投げ5失点で降板。さらにもう1点追加され、6点あったリードをわずか3回で吐き出した。

 そして4回に3番手・今野が岡本和に勝ち越し犠飛を許してあっさりと逆転を許した。それでも直後の攻撃で内山がこの日2本目の本塁打となるグランドスラムを放って4点を奪い10―7と逆転。

 再び3点のリードを奪ったものの、5回に門脇のソロ、7回にウォーカーに2点適時打を浴びて10-10の同点とされた。9回で勝負はつかずに延長戦へと入った。

 延長10回、1死から中村が左二塁打を放つと、村上の一ゴロの間に三塁へ進塁。サヨナラの絶好機でオスナは申告敬遠となり、2死一、三塁。ここまで1安打を放っていた武岡が巨人8番手・中川が投じた2球目のシュートをはじき返した。打球は三遊間を破るプロ入り初となるサヨナラ打となり、壮絶な乱打戦を制して3連勝で前半戦を締めた。

 武岡はお立ち台で「最高です」と笑顔がはじけた。「絶対に決めてやるという気持ち」で4時間以上の激戦に終止符を打った。後半戦へ「連勝の勢いを落とさずに後半戦も突っ走りたい」と前半戦5位からの逆襲を誓った。

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