山口俊氏　2011年オフにポスティングでメジャー挑戦予定だった　親会社変わり「口約束でしょ?」で幻に

DeNA時代の山口俊氏
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　巨人OBで、2019年に最多勝など獲得した山口俊氏（35）が10日に配信された元巨人エースで、メジャーでも活躍した上原浩治氏（48）のYouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」に出演し、横浜（現DeNA）時代にポスティングシステムでメジャーリーグに挑戦する予定だったことを明かした。

　横浜時代は主に抑えとして活躍していた山口氏は「やりがいを感じていた」とした。また「この時からアメリカに行きたい夢があって。実は、DeNAになる前に、当時TBSの時ですかね。僕はもうポスティングの許可をもらってた」と明かした。

　2011年に59試合登板し34セーブと文句なしの成績を残しており、「ここで本来、TBSのままだったらメジャーに（挑戦していた）」と振り返った。だが、「まさか親会社が変わるなんて知らなかった」と、親会社が変わったことにより「覚書も契約もしてないでしょ?口約束でしょ?」と幻に消えた。

　その後、山口氏は2016年に国内FA権を行使して巨人に移籍。そして2019年オフにポスティング移籍でブルージェイズへの入団が決まり、念願のメジャー挑戦となった。