日本ハム井川オーナー 新庄監督の去就 球団決定を支持の姿勢「よっぽどなことがない限り了承する」

[ 2023年7月10日 17:27 ]

日本ハム・新庄監督
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 日本ハムの井川伸久オーナー(62)が10日、新庄剛志監督(51)の去就について言及した。今年3月に就任した同氏は都内で開催されたオーナー会議に初出席後、報道陣に取材対応。就任3年目となる来季への続投意欲を示している新庄監督の去就について「まだ、決まってないですし、これも球団からオーナーの方に来る話なんで。考え方としては、(球団)全体で決めた内容に対しては、よっぽどなことがない限りは了承していくというスタンスではおります。球団が決めた内容に対してはリスペクトしながら、応援していきたい」と今後の球団の決定を支持する意向を示した。

 また新庄監督の積極的なファンサービスへの姿勢にも「本当にありがたい。我々の一つのテーマは“ファンサービスファースト”なので。2004年に球団が移転した時に、ヒルマンさんが北海道のファンの方々に対して自らファンサービスをしていただいて、これが今にあるということを、新庄さんは分かっておられる。非常にファンサービスに対しては満足しておりますし、いろいろ突飛なこともあると思うんですけど、それも許容の範囲かなという風に思っています」と評価した。

 新庄監督が指揮する2年目の日本ハムは、ここまで79試合を消化して35勝44敗で5位となっている。前半戦は負傷離脱者が続出した中でも万波や清宮ら若手選手の台頭が目立っており、井川オーナーは「前半はやはりああいう戦力で、僕はよく頑張っているんじゃないかなと。これからは戦力が戻ってきますんで、期待できるんじゃないかなという風に思います。今年はクライマックスに出ればいいかなと思っておりますが、(Aクラスまで)ちょっと距離があるのは事実。どういう戦い方していくのかは期待したいな」と話した。

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