【大谷と一問一答】球宴での投打同時出場&本塁打競争出場は断念「厳しくなった」「力が入りづらかった」

[ 2023年7月5日 12:01 ]

インターリーグ   エンゼルス5―8パドレス ( 2023年7月4日    サンディエゴ )

<パドレス・エンゼルス>初回、タティスを中飛に打ち取る大谷(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は4日(日本時間5日)、「3番・投手兼DH」で先発し、投手では5回0/3を投げて2本塁打を含む7安打5失点、5三振4四球で4敗目(7勝)を喫した。防御率は3・32。打者では3打数無安打だった。内容は空振り三振、左飛、一ゴロで9回に代打が送られた。打率は3割ちょうど。試合は5―8だった。球団は降板理由について「前回登板で割れた爪が完治しておらず、マメも少しできた」と発表した。以下、試合後の一問一答。

 ――前回登板は爪が割れて降板し、今回はマメが影響して降板という発表だった。
「いや、同じ感じですね、爪。治りきる前に投げた感じなので。前回と同じような感じかと思います」

 ――オールスター戦前3試合の打撃への影響は。
 「いや、今日はちょっと気になったので交代しましたけど、様子見て出られるところは出たいと思っていますし、次の登板まで空くので、そこまでまずはしっかり治したいなと思います」

 ――オールスター戦では登板しないということか?
「そうですね投げない方向でいくとは(思います)。ちょっと、無理なので」

 ――球速が少し落ちていたのは爪の影響か。
 「そうですね、ちょっと力が入りづらかったりとかしていたので。要所では力を入れましたけど、最後の方はちょっと厳しかったかなと思います」

 ――トラウト選手が左手有鉤(ゆうこう)骨骨折で離脱。今日はレンドン選手が負傷交代。故障者が増えている。
 「状況的にはちょっと厳しいですけど、出ている選手はみんな頑張っていますし、切り替えて、1勝1勝を積み上げていくしかないかなと思います」

 ――パドレス打線について。
 「要所で点を取られたりとか、走者を出しながらもなるべく長い回を投げたいと思っていたので。6回までそこそこ順調にいっていたかなと思うんですけど、やっぱり最後の回(点を)取られてしまったっていうのは。良い打線ですし、要所は押さえられたかなと思います」

 ――どの球種が爪が割れることに影響するか。
 「全部じゃないかなと。もちろん使わない球はほぼないので、全体的に真っすぐもスライダーもスプリットも使うんじゃないかなと思います」

 ――不安があっての登板だったか。
 「もちろん100(%の状態)ではないですけど、全員が全員100%の状態で毎回登板しているわけではないですし。ある程度、スケジュールを守りながら、その中で投球をしないといけないので、その中で抑えたかったなっていうところで。最後の回(6回)はもったいなかったですけど。あの回しっかり抑えられていたら、まずまずだったんじゃないかなとは思います」

 ――5回無死一、三塁から力を入れて無失点で切り抜けた。無理をしたか。
 「全体的には力を抜きながら投げてはいましたけど、あそこは2番のソト選手から三振を取る場面なので、ある程度、力を入れてきました」

 ――オールスター戦での投打同時出場だけでなく、本塁打競争の出場も注目されている。
 「ピッチングはもう今日で厳しくなったと思うので、出られるところでなるべく出たいですし、頑張りたいなと思います」

――本塁打競争への出場に関しては。
 「ダービーもたぶん出れないですかね、きょうの感じだと」

 ――負傷者が多く、チームも正念場。
 「そうですね、とりあえずオールスターブレークを挟むと思うので。そこまであと数試合、一番大事かなと思うので。そこでしっかり良い勝ち方できればまだまだいけるんじゃないかなと思います」

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