日本ハム・田中正義　登場時の特別映像がクール！　何度も見たい！

2日も9回に登板して最後を締めた田中正（撮影・高橋　茂夫）
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　守護神の座が似合う男に成長した。日本ハム・田中正義投手（28）は、今季ここまで29試合に登板し、14セーブをマーク。ソフトバンクから移籍し、クローザーとして確固たる地位を築いている。さらに、2日の新本拠地「エスコンフィールド北海道」では、大型ビジョンで初めて登場時の特別映像が放映された。

　黒と赤を基調にしたもので、田中正の愛称である「JUSTICE」や「クローザー」の文字がおどる。登場曲に使用する人気ヒップホップユニット・Creepy　Nutsの「スポットライト」の軽快なリズムも相まって、クールな雰囲気を演出。初めて同球場の開閉式屋根を開放した日に初公開されたこともあり、現地のファンからも大きな歓声が上がっていた。

　9回に登板し、14セーブ目を挙げたこの日の試合後に本人を直撃すると、この映像は6月下旬に撮影されたものだという。「（放映されることは）知ってました。かっこいいですよね。ちょっとプレッシャーにはなるんですけど、せっかく作ってもらったんでしっかり抑えないと」と笑顔を見せた。

　この映像は球団の公式ツイッターにもアップされ、ファンからは「絶対的守護神ジャスティスにぴったりの、かっこいいムービー最高です！！」、「現地でこれ観たい！」といった声が寄せられた。巨人・大勢が東京ドームで登板する際も特別映像が流れるが、こうした演出がされるようになったのも、抑え投手として一つのステータスになるだろう。シーズン終了まで守護神を全うし、エスコンで「JUSTICE」の文字がおどるこの演出を何度も見られることを楽しみにしたい。（記者コラム・田中　健人）