金村義明氏 ダルのWBC出場表明は「栗山さんじゃなかったら行きませんよって言ってるのと同じ意味」

[ 2022年12月8日 21:56 ]

野球解説者の金村義明氏
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 元プロ野球選手で解説者の金村義明氏(59)が8日、木曜コメンテーターを務めるTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後8・30)に生出演。来年3月、6年ぶりに開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にパドレスのダルビッシュ有投手(36)が出場する意向を表明したことを受け、侍ジャパン・栗山英樹監督(61)の人柄を絶賛した。

 ダルビッシュは6日に自身のツイッターへ栗山監督と握手する2ショット写真を掲載。「栗山監督に『来年のWBC出場しなさい』と言われたので出場します」と出場意思を表明した。

 それを受け、金村氏は「これはやっぱり栗山監督の人徳というかね」とコメント。「日本ハム時代からのね、付き合いあって。ダルビッシュらしいですよね。栗山さんに言われたから、来いって言われたから行きますみたいなところ。栗山さんじゃなかったら行きませんよって言ってるのと同じ意味ですからね」と続けた。

 そして、自身にたとえて「僕は亡くなられた仰木(彬)監督に誘われたらイヤとは言えませんしね、それは」と断言。野球界について「それはもう縦の社会ですから。先輩に頼まれて、こう…“イヤ”なんかは絶対に言えない時代に育ってますから」と話していた。

 ダルビッシュがWBCメンバー選出となれば2連覇を果たした2009年の第2回大会以来3大会14年ぶり。36歳での選出は投手としては06年の第1回大会で34歳だった大塚晶則を抜いて史上最年長となる。日本人メジャーリーガーの出場意思表明はエンゼルスの大谷翔平投手(28)に続き2人目。また、カブスの鈴木誠也外野手(28)も8日に自身のSNSで「報告遅くなりすいません!僕もWBCに出場させていただきます。足引っ張らないように精一杯頑張ります」と出場意思を表明し「栗山監督胴上げするぞぉー」と意気込みを示している。

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2022年12月8日のニュース