ジャッジ残留!ジャイアンツ、パドレスの攻勢に対しスタインブレナーオーナーが最後に1年55億円追加

[ 2022年12月8日 07:31 ]

ヤンキースのジャッジ(AP)
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 MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が、7日(日本時間8日)アーロン・ジャッジのニューヨーク・ヤンキース残留の舞台裏について報じている。

 6日(日本時間7日)、ヘイマン記者のツィートを含め、ジャッジが故郷のサンフランシスコ・ジャイアンツを選びそうだといくつかの報道があった時、ウインターミーティング会場のヤンキースのスィートルームは静まり返っていた。加えてトレー・ターナー遊撃手を取り逃がしたサンディエゴ・パドレスも最後に参戦。地元の利を生かし、6日の夜に本拠地ペトコパークにジャッジを招き、オーナーも出迎えた。パドレスなら10年総額4億ドル(約546億円)のオファーもありうるとヤ軍関係者はさらに危機感を募らせた。そこでバケーションでイタリアにいたハル・スタインブレナーオーナーがそれまでのオファー、8年総額3億2千万ドル(約437億円)を、9年総額3億6千万ドル(約492億円)にまで引き上げたのだという。ジャッジはパドレスからの正式なオファーを聞くこともなく合意している。

 22年の開幕前に7年総額2億1350万ドルの提示を断ったが、ア・リーグ新記録の62本塁打とMVPの活躍で、2年1億4650万ドルの上乗せを勝ち取っている。(奥田秀樹通信員)

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2022年12月8日のニュース