ソフトB渡辺陸は250万円増 持ち前の打力+守備力アップでさらなる飛躍を

[ 2022年12月2日 15:54 ]

ソフトバンク・渡辺陸
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 ソフトバンクの渡辺陸捕手(22)が2日、ペイペイドームで契約更改交渉に臨み、250万円増の850万円でサインし、「少ない打席数、打数の中でホームラン3本というのを評価してもらった」と話した。

 育成出身で4年目の今季は打撃で強烈なインパクトを残した。プロ初スタメンだった5月28日の広島戦では2回にプロ初安打の3ラン、4回には2打席連続となるソロアーチを放った。いずれも好投手・森下から逆方向の左翼席へ運び、持ち前のパンチ力を見せつけた。今季の通算成績は20試合に出場して打率.273、3本塁打、9打点。「1軍の舞台で打てたこと自信になった。自分でもやれると思えた」と飛躍の足がかりとなるシーズンになった。

 目指すはレギュラー獲りだ。正捕手に甲斐が君臨し、DeNAから嶺井がFAで新加入するが、「捕手として入ってきたので、捕手としてレギュラーを獲りたい」と譲るつもりはない。自慢の打撃を生かすためにも守備力の向上を課題として挙げ、「全てにおいてレベルアップしたい」と力を込めた。

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2022年12月2日のニュース