阪神・中野 GG賞奪取へ菊池涼に挑戦状「今年以上の成績を」コンバートの二塁激戦区も新たな目標

[ 2022年12月2日 05:15 ]

契約更改を終え笑顔の阪神・中野(撮影・大森 寛明)
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 阪神・中野は激戦区の牙城を崩す。契約交渉では3300万円増の7000万円で更改。来季プロ3年目としては球団歴代5位の年俸額をゲットした。レギュラーとしてチームをけん引したことを評価された26歳は“新天地”でのタイトル奪取に意気込んだ。

 「2年間ケガもなく試合には出続けていたので、そこを評価していただいて良かった。(来季は)今年以上の成績を残さないとゴールデングラブもベストナインも獲れない」

 来季の新たな目標には「ゴールデングラブ賞」の獲得を掲げた。すでに岡田監督は二塁へコンバートを決定。今秋キャンプから二塁での練習を本格化。ただ、二塁でのタイトル奪取は容易ではない。セ・リーグの二塁部門にはリーグ最長記録に並ぶ10年連続でゴールデングラブ賞を獲得している広島・菊池涼が君臨。絶対的な存在の他にDeNA・牧やヤクルト・山田らがいる。その強敵たちに挑戦状をたたきつける覚悟だ。

 今季は遊撃で135試合に出場。守備率.973はリーグ3位を誇った。また打撃では打率.276、6本塁打、25打点。リーグ3位の157安打をマークして初のベストナインに輝いた実績はある。「(ベストナインは)自信になる。打率3割30盗塁。首位打者は獲りたい」。真価が問われる3年目に向けて、走攻守での活躍を思い描いた。(石崎 祥平)

《ご褒美に高級腕時計》
 自分へのご褒美はセレブ御用達の腕時計になりそうだ。昨年は米国の高級ブランド「ハリー・ウィンストン」の100万円超の高級腕時計を購入。今年も「いい時計を持っておいた方がいいかな」と新規購入に意欲を見せ、1000万円超のモデルもそろえるスイスの老舗メーカー、「パテック・フィリップ」と「オーデマ・ピゲ」を候補に挙げた。今季、対戦投手の平均投球間隔(無走者)が短かった選手に贈られる「スピードアップ賞」も受賞した男は、プライベートでも時間へのこだわりが強いようだ。

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2022年12月2日のニュース