大学日本代表候補選手の強化合宿開始 明大の右腕・蒔田稔が紅白戦2回完全「真っすぐ、変化球の質出せた」

[ 2022年12月2日 18:41 ]

大学日本代表候補選手強化合宿の紅白戦で2回無失点に抑えた明大・蒔田(撮影・田中 健人)
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 来年の日米大学野球に向けた大学日本代表候補選手の強化合宿が、愛媛・松山坊っちゃんスタジアムで始まった。

 全国から44選手が参加し、この日は6回制の紅白戦を実施。プロ注目の明大の右腕・蒔田稔投手(3年)は、最速145キロの直球とカーブなどの緩急で、2回を完全投球。「自分の低めの真っすぐや、変化球の質はある程度出せた」とうなずいた。7月のオランダでの国際大会は代表選考合宿に参加したが、ベンバー入りはならなかっただけに「来年は絶対に入りたい気持ちです」と意気込んだ。

 チームはリーグ戦で春秋連覇、明治神宮大会で優勝したが、自身は今秋は6試合に登板して2勝2敗、防御率4・61と満足のいく結果は出せず「この冬はしっかりやって先発の座を勝ち取りたい。明治のエースナンバーの11番はいないんですけど、そこを目指したいです」と目をぎらつかせた。

 チームの主将は日替わりで務めることになり、初日の主将となった来秋ドラフト候補に挙がる仙台大・辻本倫太郎内野手(3年)は、7月のオランダでの国際大会にも参加。この日は2打数無安打だったが「打撃の感覚は悪くないので、明日からいい結果が出せればいい。自チームでは中心の選手ばかりなので、明日からまた元気よくやれればいいかなと思います」と振り返った。

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2022年12月2日のニュース