ヤクルト高橋が契約更改 2800万円アップに笑顔 来季は2桁勝利&規定投球回、いつかは奪三振王も

[ 2022年12月2日 14:53 ]

 ヤクルトの高橋奎司投手(25)が2日、東京・港区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2800万円アップの5000万円でサインした。(金額は推定)

 7年目の今季は充実のシーズンだった。自己最多の8勝(2敗)をマーク。防御率も6月12日・ソフトバンク戦での公式戦初完封を含め2・63と安定していた。「コロナ(ウイルス陽性判定)で投げられなかった9月以外は自分の投球ができたと思います」。

 奪三振数も初めて3桁(113)を超えた。「自分の持ち味である真っ直ぐが今年に関してはすごく良かったのかな」。

 来季の目標を記す色紙には「2桁勝利」と記した。「2桁、そして規定投球回数を投げたい」。球団からは“右の小川、左の高橋と言われるように”と言われたことで「自分で引っ張って行けるように。いつかは奪三振のタイトルも獲りたい」と目を輝かせた。

 11月10日、初選出された侍ジャパンの一員として強化試合・オーストラリア戦に登板し、2回4K無失点と上々の結果を残した。「強化試合でも緊張したけど…。もし本番でも代表に選ばれたら、緊張感を力に変え、真っ直ぐを投げたい」。来春のWBCでも日の丸のユニホームをつけ躍動する自らの姿を想像していた。

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2022年12月2日のニュース