阪神期待の19歳・高寺 2軍戦でプロ最多4打点 リーグ最多安打&得点圏打率でも1位に君臨

[ 2022年7月11日 05:15 ]

ウエスタン・リーグ   阪神6-2ソフトバンク ( 2022年7月10日    タマスタ筑後 )

<ウエスタン・ソ・神>8回2死満塁から左前2点適時打を放つ高寺 (撮影・石崎 祥平)
Photo By スポニチ

 高卒2年目の阪神・高寺が、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦で、プロ入り最多の4打点を記録した。

 「(4打点は)プロに入ってからでは初めてです。1本目は外の球で逆方向に強く打てました」

 強打と巧打を織り交ぜた。まずは2点劣勢の2回1死一、三塁。先発奥村が投じた外角低め直球を捉えると、逆方向の左翼フェンスに直撃する2点二塁打となった。2点優勢の8回2死満塁では、フルカウントからボール気味の低め直球を右手一本で左前へ落とした。「ゾーンを広げて打てて、良いところに落ちて良かったです」と喜んだ。

 非凡な打撃センスを見せている。この日、2安打を積み重ねてリーグ最多安打を「63」へ伸ばした。得点圏打率でも1位に君臨。平田監督からも「(チャンスで)何か事を起こしてくれる。最低限のことはしてくれるという期待感は高い」と称賛された。

 フレッシュオールスターだけでなく、8月1日に行われる「プロ・アマ記念試合」で、U―23NPB選抜の一員にも選出された19歳。今は再度の1軍昇格を見据え、結果だけを積み重ねる。(石崎 祥平)

続きを表示

2022年7月11日のニュース