広島だけのセ界記録3度目!1試合4安打4人の快記録に「えぐない」「1950年にやっていたことが驚き」

[ 2022年5月8日 18:15 ]

セ・リーグ   広島17-3DeNA ( 2022年5月8日    マツダ )

<広・D>勝利しタッチを交わす末包(中央)ら広島ナイン (撮影・奥 調)
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 首位再浮上を狙う広島が、8日のDeNA戦で17-3と大勝。この日は菊池(5の4)、マクブルーム(5の4)、坂倉(5の4)、上本(4の4)の4選手が4安打を放ち21安打のお祭り騒ぎとなった。

 記録的大勝だった。1試合4安打以上の選手が4人出たのは1950年の広島(白石、阪田、辻井、岩本)、1994年の広島(西山5安打、野村、江藤、メディーナ)に並ぶセ・リーグ最多記録で、94年以来28年ぶり3度目となった。1リーグ制を含むと1948年に巨人が1度(千葉5安打、川上、平山、中尾)記録している。ちなみにプロ野球記録は2003年ダイエー(当時)の4安打5人(ズレータ5安打、村松、井口、城島、柴原の4安打)。ダイエーは同じ03年に4安打4人(城島6安打、柴原5安打、バルデス、ズレータ)も記録している。

 21安打17点やドラ6末包のプロ初満塁弾だけでなく、セ・リーグで広島だけが持つ球団3度目の「4安打4選手」という快記録にファンからは「4安打4人って何?笑」「4安打4人は凄えなぁ~」「4安打4人とかえぐない」「このリーグ記録をチーム初年度の1950年にやっていたことの方が驚き」など驚きと喜びの声が上がっていた。

 試合は序盤から押せ押せムードだった。初回、西川の先制適時打を皮切りに3点を奪うと、3回には再び西川の4号2ランなどで4点を追加。さらに4回には、ドラフト6位・末包が自身初となる満塁弾を放ち、4回までに13得点を挙げた。勢いは止まらず、5回にマクブルーム、6回に小園、7回には再びマクブルームの一発が飛び出した。結局、試合が21安打、17得点で圧勝。1950年、球団初年度にマークした22得点の球団記録には及ばなかったが、ゴールデンウイーク最終日に猛打爆発となった。

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