広島・末包 大先輩の名言拝借「松山さんのお父さん、お母さん、俺やったよ!」 打&話の二刀流でわかせた

[ 2022年5月8日 16:56 ]

セ・リーグ   広島17-3DeNA ( 2022年5月8日    マツダ )

<広・D>ヒーローインタビューで松山のまねでこぶしを突きあげる末包と遠藤(左) (撮影・奥 調)
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 広島のドラフト6位・末包昇大外野手(25)が「二刀流」でスタジアムを沸かせた。

 バットで沸かせたのは4回だ。無死満塁で、宮国のシュートを左翼席最上段まで運ぶ特大の満塁本塁打。自身初の満塁弾で、広島のルーキーとしては1992年7月26日の大洋戦で町田公二郎が放って以来30年ぶり2人目となった。試合後はお立ち台に呼ばれ「初回のチャンスで凡退してしまったので、その後、チャンスで回ってきたときにやってやろうと思っていた。最高の結果をここで見せれて、よかったです」と声を弾ませた。今季2号は本拠地マツダスタジアムでは初の本塁打となり「マツダのカープファンのおかげで満塁ホームランが打てたと思います」と重ねた。

 この日は3回の犠飛を含めて、5打点の活躍。4月30日の中日戦以来となる先発起用で「ここ数試合、試合に出場できなかったので、その悔しさも出た時に晴らしてやろうと思っていた」と振り返り、さらに母の日については「最高のプレゼントじゃないでしょうか!」と叫んだ。

 だが、これだけでは終わらなかった。最後にファンへ向けてメッセージを問われた末包は「ゴールデンウイーク最終日、母の日、本当に良い結果を出せてよかったと思います。松山さんのお父さん、お母さん、俺やったよ!」と締めくくり。松山のお立ち台での名セリフ「鹿児島にいるじいちゃん、ばあちゃん!オレ、やったよ!」の名言を拝借し、トークでもファンを沸かせた。

 この日は松山の母が試合前の始球式に登場していた。

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