西武・西口文也2軍監督 9回完全も記録達成ならずの先駆者として「大野投手も同じ気持ちだったのでは」

[ 2022年5月6日 20:50 ]

セ・リーグ   中日1─0阪神 ( 2022年5月6日    バンテリンドーム )

西武・西口文也2軍監督
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 中日の大野雄大投手(33)が6日の阪神戦(バンテリンドーム)で、延長10回2死から佐藤輝明内野手(23)に二塁打を浴び完全試合を逃した。延長で完全試合を逃したのは05年8月27日の楽天戦で10回無死から安打を許した西武・西口文也投手以来となった。

 現在、西武で2軍監督を務める西口2軍監督は「僕と一緒ですね。自分の時も0対0で延長に突入しましたが、記録よりも点を与えないことに集中していました」と回顧。「とにかく勝ちたかったので、10回表に1本打たれた後の方がさらにギアが入った、と記憶しています。大野投手も同じ気持ちだったんじゃないですかね」と語った。

 試合は中日が10回にサヨナラ勝ちし大野は1安打完封勝利。西口もチームが10回にサヨナラ勝ちし1安打完封と奇跡のシンクロ。しかも大野雄と西口は同じ9月26日生まれとなっている。

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2022年5月6日のニュース