ロッテ佐々木朗希は6回1失点 最速164キロで11K 千賀に投げ勝ち4勝目の権利

[ 2022年5月6日 20:00 ]

パ・リーグ   ロッテーソフトバンク ( 2022年5月6日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>5回、帽子を飛ばし力投する佐々木朗(撮影・長久保 豊)
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 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が6日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発。6回6安打1失点で11三振を奪う力投。中11日の復帰マウンドで、4勝目の権利を得て降板した。

 初回は2死一、二塁で中村晃に左前打を浴びたが、左翼手の菅野が好返球で本塁を刺し、佐々木朗も手を挙げて応えた。3回にも得点圏に走者を背負いながら、柳田、グラシアルをフォークボールで連続三振。走者を出しながらも粘っていたが、4回につかまった。2死二塁で今宮に対し、カウント1─1からの3球目、甘く入った162キロ直球を右中間へ運ばれる二塁打。本拠地では4月3日の西武戦以来、22イニングぶりの失点となった。

 打線はなかなかソフトバンク・千賀の前に得点を奪えなかったが、5回1死一、二塁から山口が左翼線二塁打で同点。さらに二、三塁から菅野が放った投手強襲の打球が左翼へ転がる2点適時打となり、一気に逆転に成功。佐々木朗もベンチで両手を挙げて喜んだ。

 佐々木朗は4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で完全試合を達成し、同17日の日本ハム戦でも本拠地で8回完全投球。同24日のオリックス戦(京セラドーム)では記録がどこまで伸びるか注目されたが、初回の先頭打者に安打を許すなど、5回2失点ながらも今季3勝目を挙げた。その後、井口監督が疲労を考慮し、翌て25日に出場選手登録を抹消。中11日空けての登板だった。

 この試合では来場者に、三振を意味する「K」の文字と、佐々木朗のサインがプリントされた「Kボード」が配布。さらに「完全試合達成記念」サイン入り色紙がプレゼントされた。そんなファンの期待に応え、最速164キロを記録し、91球を投げて11三振を奪った。

 ▼佐々木朗 序盤は苦しいピッチングになってしまったんですが、なんとか1点に抑えることができて、リードしている形で次に繋ぐことができて良かったです。

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