落合博満氏 「アッパースイングの弱点」ズバリ ダウンスイングにできて、アッパーではできないこと

[ 2022年5月6日 17:25 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が6日、YouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。「アッパースイングの弱点」を語った。

 弱点を「余分な力が必要だということ」とズバリ。さらに「それと、点でとらえなきゃいけないってことなんだろうと思う。ダウンスイングっていうのは(上から振り下ろして)そのまま下へ行くっていうふうに言われがちだけども、必ず手がこうやって(体の横に来て)体が回って、腰が回る(という体の連動がある)。そこから(地面と水平に)まっすぐ振っていく場所っていうのがあるんだ」とし、「面」でとらえることができると分析した。

 一方で「そういう意味でそれがアッパースイングにはないような気がする」と指摘した。

 落合氏は以前の動画でエンゼルスの大谷翔平のアッパースイングについて「アッパースイングっていうのは非常に人間の体の力がないと成り立たないっていう打ち方。彼が日本にいる時から、どっちかと言えば下から出てくるような打ち方。それで数字を残してるから、誰も言わないんだけどね。結果が全ての世界なので。あの打ち方で(昨年は本塁打を)46本打った。じゃあダウンスイングにしたらもうちょっと打てるんじゃないのと考える人もいるかもわからないけど、彼は彼なりの考えがあって、そのバッティングを押し進めてるから他人がとやかく言うことはないんじゃないのかと思う」と話していた。

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2022年5月6日のニュース